Day: July 23, 2025

SAP Datasphere: オブジェクトストア 入門編

はじめに SAP Business Data CloudではSAPのビジネスアプリケーション間のデータを共通のデータモデルとしてデータセットおよびセマンティック(項目名の用語や意味合い)を整え、SAP データプロダクトとして提供します。また、お客様独自の要件やデータソースに対してはカスタムデータプロダクトを作成することができます。 これによりSAPアプリケーションのデータだけでなく、SAP以外のデータも整備しAIエージェントに必要なデータとして提供できるため、ダッシュボードでデータを可視化するだけではなく、Jouleを使いながら対話形式でさらなるデータ分析の深堀やインサイトを得るなどデータ活用の幅を広げることができます。 そのような独自要件に則ったカスタムデータプロダクトの作成はSAP Datasphereの機能を用いて行いますが、本ブログではカスタムデータプロダクトの作成を行う領域にあたるSAP Datasphereのオブジェクトストアに関してご紹介いたします。 概要 オブジェクトストアは安価な受信ステージングエリアで大量のデータをロードおよび準備することを目的としており、以下の前提があります。 ビュー、データフロー、データアクセス制御、分析モデル、インテリジェントルックアップ、E/R モデルを作成したり、ビジネスビルダを使用したりすることはできません。 CSV ファイル、エンティティ、リモートテーブル、または通貨換算テーブルはインポートできません。SAP HANA スマートデータアクセスおよび SAP HANA スマートデータインテグレーションは、ストレージタイプが SAP HANA データベース (ディスクおよびインメモリ) のスペースでのみ使用されるため、適用されません 。 また、データは複製フロー、BWデータプロダクトジェネレーターを介してロードすることができます。 その他オブジェクトストアに関する詳細情報は以下もご確認下さい。 オブジェクトストアでのデータの取得および準備…